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[伝票]ウィンドウの使い方

[伝票]ウィンドウの構成

取引は、伝票形式のウィンドウ([伝票]ウィンドウ)を使って入力することができます。入力できる伝票の種類には、「振替伝票」「入金伝票」「出金伝票」の3つが用意されており、用途に合ったものを使います。

メモ:複合仕訳は[伝票]ウィンドウで入力

[伝票]ウィンドウで可能な操作は、[仕訳日記帳]ウィンドウとほとんど同じです。唯一、複合仕訳だけは[伝票]ウィンドウでなければ入力できません。

以降では、[伝票]ウィンドウでの取引の入力方法を解説していきますが、「仕訳の明細」に示す伝票を構成する各項目を把握しておくと入力をスムーズに行うことができます。

なお、各項目は、伝票の種類によって若干異なります。

[振替伝票]ウィンドウ

[入金伝票]ウィンドウ

[振替伝票]ウィンドウと比較して、項目の構成や名前が少し異なります。

[出金伝票]ウィンドウ

[振替伝票]ウィンドウと比較して、項目の構成や名前が少し異なります。

コマンドバー(すべての伝票で同じ構成)

ボタン

概要

クリックすると、検索条件の一覧(スマートリスト)が表示されます。

[検索]

[解除]

通常は[検索]ボタンが表示され、検索中は[解除]ボタンが表示されます。

[検索]ボタンをクリックすると[検索条件]ダイアログが表示されます。

[解除]ボタンをクリックすると、検索状態が解除されます。

▼をクリックすると次のボタンが表示されます。

[検索]ボタン:[検索条件]ダイアログを表示します。
[検索解除]ボタン:検索状態を解除します。

[前へ]

クリックすると、表示している伝票の1つ前の伝票を表示します。

[次へ]

クリックすると、表示している伝票の次の伝票を表示します。

[新規]

クリックすると、新しい伝票が入力できます。

[登録]

入力が終わったらクリックして、伝票を登録します。

[複写]

表示している伝票をコピーし、コピーした伝票をもとに新しい伝票を入力できます。

[伝票削除]

表示している伝票を削除します。

[補助作成]

[補助作成]ダイアログで、選択中の科目の補助科目を追加できます。ただし、いくつかの項目については、科目を追加した後、[科目設定]ウィンドウで設定する必要があります。

[削除]

選択した値または、明細行を削除します。

[編集]

クリックすると、次のボタンが表示されます。

[元に戻す]ボタン:編集中の項目の値が、編集前の値に戻ります。
[切り取り]ボタン:選択中の行または値を切り取ります。
[コピー]ボタン:選択中の行または値をコピーします。
[貼り付け]ボタン:コピー(切り取り)した行または値を貼り付けます。
[すべて選択]ボタン:編集中の項目の値をすべて選択します。
[挿入]ボタン:選択中の行の下に新規行を挿入します。
[前行項目複写]ボタン:入力あるいは修正する項目を選択してこのボタンをクリックすると、1行上の仕訳の項目がコピーされます。

[ライブラリ追加]

クリックすると、次のボタンが表示されます。

[伝票ライブラリ登録]ボタン[伝票ライブラリ登録]ダイアログが表示され、表示中の登録済み伝票を伝票ライブラリに登録できます。
[摘要ライブラリ登録]ボタン[摘要ライブラリ登録]ダイアログが表示され、選択した摘要を摘要ライブラリに登録できます。

[印刷]

クリックすると、[印刷]ダイアログが表示されます。

▼をクリックすると次のボタンが表示されます。

[印刷]ボタン:[印刷]ダイアログを表示します。
[DocuWorks]ボタン:[DocuWorks]ダイアログを表示します。

表示設定

項目

役割

[種類]

入力する伝票の種類を「振替伝票」「入金伝票」「出金伝票」から選択します。

ステータス

[種類]の右隣に表示され、伝票の入力状況を示します。

新しい取引を入力しているときは「新規」、すでに入力されている仕訳を表示しているときは、「登録済」と表示されます。

[伝票ライブラリ]ボタン。

伝票ライブラリに登録した仕訳を一覧から選択できます。伝票ライブラリに仕訳が1件も登録されていないときは、ボタンはクリックできません。

[日付]

取引が発生した日付を指定します。

初期値は、本日の日付になります。直接日付を指定することも、カレンダーで指定することもできます。

[決算仕訳]

決算仕訳かどうかを指定します。

チェックを付けると、決算仕訳とみなされ、[日付]が期末日に変わります。また、伝票番号も決算仕訳用の番号に振り直されます。

[伝番]

伝票番号です。

初期設定では、取引を入力するたびに、月ごとに1からの番号が自動的に割り振られますが、半角6桁までの数字を入力することもできます。この設定は、[伝票番号設定]ダイアログ(「[伝票番号設定]ダイアログ」参照)で変更できます。

仕訳の明細

項目

役割

伝票種別

行セレクタ

クリックすると行を選択できます。ドラッグすると、複数の行を選択できます。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、離れた行を複数選択できます。

振・入・出

[仕訳ライブラリ]ボタン。

仕訳ライブラリに登録した仕訳を、一覧から選択できます。仕訳ライブラリに仕訳が1件も登録されていないときは、ボタンをクリックすることはできません。

振・入・出

(借方科目の)

[金額]と[税額]

借方科目に対応する、半角10桁(負は9桁)までの金額を入力します。[税区分]右隣(税計算区分)の内容によっては、税額も入力できます。税計算区分が「内税」のときは、税額の先頭に「(」が付きます。

出金伝票では、借方科目の金額と税額を入力します。

振・出

[借方科目]

[補助]

一覧から、借方に指定する勘定科目を選択します。

選択した勘定科目に補助科目が登録されているときは、この項目の下の[補助]で補助科目を選択できます。

出金伝票では、項目名が[相手科目][相手補助]に変わり、貸方の現金に対する勘定科目と補助科目をそれぞれ入力します。

振・出

[相手科目]

[相手補助]

[摘要]

仕訳に関する注意事項を、36文字までで入力できます。摘要ライブラリに摘要が登録されているときは、ここから選択できます。

振・入・出

(左の)[税区分]

借方の金額に対する税区分を選択します。選択した区分によっては、右隣(税計算区分)で「内税」「外税」「別記」を選択できます。出金伝票では、項目名が[相手税区分]に変わります。

振・出

(右の)[税区分]

貸方の金額に対する税区分を選択します。選択した区分によっては、右隣(税計算区分)で「内税」「外税」「別記」を選択できます。入金伝票では、項目名が[相手税区分]に変わります。

振・入

[貸方科目]

[補助]

一覧から、貸方に指定する勘定科目を選択します。

選択した勘定科目に補助科目を登録しているときは、この項目の下の[補助]で補助科目を選択できます。

入金伝票では、項目名が[相手科目][相手補助]に変わり、借方の現金に対する勘定科目と補助科目をそれぞれ入力します。

振・入

[相手科目]

[相手補助]

(貸方科目の)

[金額]と[税額]

貸方科目に対応する、半角10桁(負は9桁)までの金額を入力します。[税区分]右隣(税計算区分)の内容によっては、税額も入力できます。税計算区分が「内税」のときは、税額の先頭に「(」が付きます。入金伝票では、貸方科目の金額と税額を入力します。

振・入

[仕訳メモ]ボタン。[摘要]に入力しきれなかった注意事項などを、180文字までで入力できます。1文字でも入力すると、以後仕訳メモのアイコンが表示されます。

振・入・出

※1  [伝票種別]は、各項目が表示される伝票の種類を示しています。振:振替伝票、 入:入金伝票、 出:出金伝票
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